・キヤノンの低レベル技術!
2008.03.04(Tue)
 アンチ・キヤノン派でキヤノンの諸々に愚痴をこぼすのが信条と思っている私だからこういうタイトルにしたが,当たっているかどうかは,申し訳けないことながら,分からない。ただ消費者の立場からものを言うと以下のようになる。

 ある機能(或いは性能)類似の製品・部品の類いは,自社内製品に関しては言うまでもなく,他社の当該製品にも利用できるのが望ましい。消費者の経済合理性にマッチする商品(消費者第一主義を体現するもの)とはこういうものであり,消費者は,それを製品の命としているかどうかというメーカーの姿勢読み取って製品を選別し使用し重宝して,愛顧者になっていくのである。

 目を剥くほどに高価なキヤノンのエクステンダーには,キヤノンご自慢のLレンズでの使用の場合ですら,カメラとの相性という複雑な問題が絡まっており,エクステンダーの機能は制限されてしまうのである。キヤノンは,汎用品であるべき部品・製品を特殊・限定的な製品に仕立ててしまって,消費者の‘こういう風に使いたい’期待感を一挙に打つ砕いてしまうのである。

 グダグタ言うのは止めて早く要点に入れ! ということになろうが,つまり,EF1.4×及びEF2×の二つとも,私の使用するEOS20D或いはEOS40DとEF100−400mmF4.5−5.6 IS USMとの組み合わせを作ろうとすると,この3点の複合体は,全くの役立たずの木偶のぼうとなる。何のことはない,マニュアルフォーカスしか機能しないのである。(キヤノンのHPでは,この辺りの説明(例えばEF1.4×の場合)は勿論なされているが,それは限定的な仕様内容を書き連ねているだけで,なぜそういう仕様なのかという消費者が欲しい情報は,記載がない。)

 ところが,あるカメラ用品メーカーのEOS用エクステンダー1.5×は,上記の組み合わせの中でキチンと作動するのである。ただ最近販売されているこのメーカのエクステンダーは,マウントの接点のいくつかを絶縁して装着しないとAFが作動しないというヤヤコシイ話を聞くが,私のエクステンダーは10数年前に購入した骨董品である。これが見事に全機能を発揮させてくれるのである。

 他社が可能にした技術を,キヤノンはなぜ実現しないのか。エクステンダー装着時は絞り値が大きくなる等というは,二の次の問題である。それよりAFという基本機能を殺す罪のほうが非難されるべきである。(もしAFを可能にするEF1.4×或いはEF2×の‘マウント接点殺しの裏技’があるなら,レンズ仕様書などの然るべき場所に,その旨明記すべきである。・・・・こんなのアリ?)

 こういう不都合は設計陣のご都合主義か技術レベルの低さの故か,或いは,そういう品物を商品として世の中に出す経営陣の驕りがそうさせているのか,などと言いたくもなるのだ。

(3月5日朝, 一行目に「キヤノンの諸々に」を追記。しっかり読み返さないから,しばしばこうした加筆訂正が必要になる。悪癖,ご容赦頂きたく。)


《幼稚園児が作った雛人形 1:目もくらむ赤い(代用?)毛氈》



《同上 2:こんなに素敵な人形です。》



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・またまた,いい加減な!  
2008.02.17(Sun)
 EOS20Dの電池(あるいは電気系統)不具合?については,以前に2回のブログ(2007−5−8,及び2007−10−1)でぼやいたが,これまでキヤノンでの点検・修理はやっていなかった。20Dを小突いたり励ましたりすると,なんとかその場では動いていたからである。
 ところが,妻が使用するようになったこの頃は,この不具合は相当に深刻な問題になっている。何しろ,カメラを騙し騙し働かせる等ということに慣れない妻には,荷が重過ぎる。

 そこで,点検・修理に出す事前準備として,キヤノンの修理センターに電話した。状況をかいつまんで話し,どのくらいの時間で点検ができるかを尋ねた。電話に出た窓口担当者から,即時に,かつ流れるが如く流暢な答えが帰ってきた。
「お預かりして5日間は待って頂く。」とのこと。
「そんなに長くなるのはどうして? そこは修理センターだから,どこが悪いかのチェックなら短時間で答えが出る筈。朝そちらに持参するが,どのくらいかかるか大体の時間が知りたい。」と詰めてみた。
「少々お待ちを。担当に聞いてまいります。」で,電話がホールドになり,待つこと数分。
「朝持ってきて頂くと,夕方は状況がわかると思う。」と回答内容は急変!

 顧客が突っ込んだ点に入っていかなければ,窓口は状況確認をするまでもなく,この‘5日間説’を顧客に押しつけてしまうのである。
 顧客対応の質は,このようなことから決まってくることを,キヤノンは理解していない。

 この話がどうして‘またまた,いい加減な!’ということになるのか,と言うなかれ。この類いの,曖昧な誠意を欠いたキヤノンの対応は何度も経験しており,ヒドイ二つの例は,以前のブログ(下記)にも紹介している。こうなると,キヤノンのアチコチの顧客窓口には,こういう顧客対応が充満しているとしか言いようがない。

       ・キヤノンのユーザ対応:秒間コマ数(1)          ・私,デジタル音痴?(1)



《花芽膨らむ沈丁花:
いささか赤かぶりしているのは,順光の赤い夕日の所為です。16日撮る。》



《椿のつぼみも,モッコリと膨らんでいました。16日撮る。》



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・キヤノンの排他主義?(3)
2007.12.05(Wed)
 40Dの「使用説明書」に『他社製のレンズを使用して不具合が生じた場合は、そのレンズメーカーへお問い合わせください。』 との記述(*)がある。
 「キヤノンは純正レンズしか動作保証しない」旨を告知している訳である。これがトップメーカのやり方であり,それを承知で長年シグマを使っていたから,キヤノン/シグマの組み合わせで発生した不具合(AFでの合焦スピードが遅い,シャッタが落ちない等)は,シグマのレンズを買った私が悪いのであって,キヤノンの責任ではない。
 (*)キヤノン・ホ−ムページのKissデジタルX の案内にも,同じ表現がある。

 上記告知は,「使用説明書」の注記に記載されており,鵜の目鷹の目で当該文を探さなければ,見つけ難い書き方になっている。この姿勢は,昨今多く発覚している医療保険や生命保険の不払いの原因となった「契約条項」の扱い方(給付金支払いは被保険者・契約者の申請に基づく。申請しないと保険金給付はしない。)に通じるものである。つまり,どんな小さな字であろうが,見つけにくい場所であろうが,書いてあるものを読まないほうが悪い/理解しないほうが悪いという経営姿勢が,底流に潜んでいる。年金給付の‘申請主義’も,同類であろう。

 しかし,私は断固として抗議する。サード・パーティの良質で安価なレンズをキヤノンのカメラに装着したい多くの写真愛好家のニーズを仮借なくぶった切るというトップメーカの姿勢は,傲慢以外の何者でもない。
 「Canon Photo Circle」という機関誌に掲載される毎月のコンテスト入選作品は,カメラ・レンズはすべてキヤノン製品である。コンテスト応募票には,レンズについては会社名を記入する欄があったようだが,現実は,カメラ・レンズ・プリンタ・プリンタ用紙のすべてについて,キヤノン製品使用が暗黙の必要条件だと聞く。10年以上前のことだが,キヤノンに電話で,コンテスト応募作品における他メーカ製品の使用可否を聞いたことがある。そして「ダメとは言わないが,皆さん,キヤノン製品をお使いだ」という玉虫色の返事を貰った。思い出してみると,腹立ちが募るばかりである。
 私は,大企業・高収益企業が常に勝者になる市場原理主義的な風潮には,辟易しているのである。


《駅舎から見る落日:Kodak P850はISO400ではノイズ発生がひどく,
この大きさ以上は,鑑賞に耐え得ない!》



《空を切り裂く飛行機雲:Kodak P850のISO400》



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・キヤノンの排他主義?(2)
2007.11.30(Fri)
 ここからは,前回ブログの最後の文意を少し具体化したい。なにせアンチ・キヤノン派を自負する立場からモノを言うのだから,牽強付会とか支離滅裂とかの謗りを免れないだろうが,言いたいことは言いたい。

 40Dの正式発表は8月20日,発売8月31日と間隔が短かったのだが,そのためにタムロンのキヤノン対応策が間に合わなかったという訳ではなかろう。それは,上記記事「キヤノン社製EOSシリーズとの互換性について」を見れば明らかで,大昔からタムロンとキヤノンの相性は決して良好とはいえない経緯がある。

 サード・パーティのレンズメーカは,基本的には先行するカメラを追う形でレンズ開発を進めるのだろうが,カメラとの相性の悪い所を解決しても,時間がたてば,或いは相対的に高価になれば,そのレンズの市場はすでに小さくなっているのである。キヤノンは,従来のサード・パーティの技術を熟知しているだろうから,そこに対抗する手段をカメラに施せば,サード・パーティの努力むなしく,この件は一軒落着である。
 私のようなキヤノンのレンズを‘なけなし’の資産と見て出来るだけそれを活用したいと思っている者でも,キヤノンのレンズ・ラインアップに不満を覚える場合,その不備を補填する位置付けにあるサードパーティ製品に興味を覚えるのは,余程のキヤノン・オタクでない限り,至極当然のことであろう。しかし,こういう消費者側の合理性は,メーカ側の利己主義に飲み込まれてしまうのである。
 排他主義は,こうして成功する。

 私は写真を始めて以来,キヤノンの高価なレンズへの興味は薄く,暫くはシグマの愛用者であった。初代のEOS 620から2代目のカメラをEOS 10にしたら,シグマ使用時の不具合が多くなった。妻が使うEOS 55になると,不都合の度合いが一段と激しくなる始末。結局,二人で5,6本のシグマを使ったが,今は一本を残したまま,あとは中古レンズ屋に消えていった。

以下次回に続く。

《Window Shopping 1》


《Window Shopping 2》



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・キヤノンの排他主義?(1)
2007.11.25(Sun)
 去る10月25日,タムロンがAF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO (Model A20)(キヤノン用)を発売した。希望小売価格は80,000円。

 発表から発売にいたる過程には,タムロンのサード・パーテーとしての苦悩が滲み出ている。そのように私は見た。
 このレンズの当初の発売予定は8月29日であったが,手ブレ補正機構の問題があるという理由で,発売日延期発表(8月24日)をした。その事情は,タムロンのホームページ上に案内されている。
そして10月18日,改めてキヤノン用/ニコン用の発売予定を公表した。
 同時に,タムロンは,
「キヤノン社製EOSシリーズとの互換性について」[2007年10月18日]
「28-300mm Di VC(Model A20)発売日決定のお知らせ」[2007年10月18日]
という二つの記事をホームページに掲載した。

 くどく情報を追いかけたのは,このレンズに魅力を感じ,購入検討をしていたからである。
これ一本あれば,千葉・本埜村での白鳥撮影は十分こなせるし,広角側の制約を我慢すれば,泊まりで行く遠出の撮影での荷物を軽くすることが出来るではないか!
 Di仕様であるから,現在使っているキヤノンの化石的存在のEF75-300mmf4-5.6 ISよりも,いい写り・いい使い心地を期待できるとも考えた。

 ところが11月6日,タムロンは次のような情報を開示した。
『28-300mm Di VC(Model A20)とキヤノン社製EOS-40Dの組み合わせにおける使用上のご注意』という長いタイトルの記事で,
『28-300mm Di VC(Model A20)とキヤノン社製EOS-40Dとの組み合わせにおいて、AIサーボAFモードでは連写スピードが遅くなりますことをお知らせいたします。』

 特に白鳥調撮影でAIサーボAFモードを多用するため‘秒間6.5枚,RAW連続撮影枚数17枚’を決め手として40Dを購入した私は,このタムロンの告知で,初めてのタムロン製レンズを使う機会を奪われてしまった。こういう状況を見るにつけ,私には,サード・パーティのレンズ市場を狭隘化するキヤノンの戦略が浮き彫りになって見えてくるのである。

以下,次回に続く。
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《看板娘1:ビル壁面広告》



《看板娘2:ビル壁面広告》




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