・メーラーの入れ替え
2008.05.28(Wed)
メールを使い始めて以来,ほんの一時期(半年くらい)Becky! を使ったことがあるが,10年ほどの間延々とMicrosoft Outlook Express (以下,OE。V.6は,6 とする。)を使い続けた。使った理由は,機能面での過不足など一切気にならないし,使い慣れているからである。ところが最近数ヶ月,動きがおかしい状況が続いた。OE6を起動しても,「受信トレイ」画面の中身がすぐには表示されないケースが頻発。ならば別のフォルダを開こうとクリックしても,長時間反応ナシである。この間,一階に降りてゆっくりと小用を足すのに十分な位の時間がかかかる。椅子に戻っても,まだうんともすんとも言っていない白い画面の場合もある。
そして数日前,POP3に繋がらなくなった。二つ使っているサーバの両方とも,同じ状態。アカウントをチェックしても,勿論問題はない。OE6のどこか壊れたのなら,更新をやるしかない。そのためにOE6を同時インスートルするIE7の入れ替えもやったが,新しくなった (筈の)OE6 もPOP3 と相性が悪いらしく,知らん顔である。
メーラー復活の一番手っ取り早い手は,Microsoft Officeに入っているOutlookを使うこと。OEの内容移管が一番スムースの筈だから。しかも,Microsoft Office購入時に代金もとられているので,使わないともったいない。
Outlookをインストールしてみると,相当にややこしい画面である。単純な機能しか要求しない私には無駄な機能がイヤというほど入っており,その賑やかなこと。一生懸命に画面をスッキリさせる作業を行ったが,どこをいじれば無駄なものが消えるのか,まだ理解できないでいる。ボチボチと整理して行くが,これも慣れの問題だろう。
POP3に繋がらない,これが一番不可解! こういうの,どこに尋ねれば対応策を教えてもらえるのだろう?
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《田圃の初夏》

《公園の初夏》

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・森山大道展
2008.05.25(Sun)
場所は,東京都写真美術館。展示会の内容は,添付写真(配布パンフレット)に見る通りの,森山大道の足跡を辿るという位置づけの「レトロスペクティブ1965−2005」,および彼の最新作品と説明のある「ハワイ」の二つである。2008年6月29日(日)まで開催中。開催フロアや主催者の一部が異なるためか,企画者が別の人なのか(パンフレットの解説には, 岡部友子 学芸員 と署名があるから,二つともこの方の企画か?),あるいは森山大道本人の意向によるのか(恐らく,これ!),理由は分からないが,額装・展示の方法,照明の当て方など,二つの展示会の‘見せ方(仕掛け)’に違いがある。そして,この違いが気になるから,この仕掛けは,森山作品の作風の違いに思いを至らせる意図を持っているのかなどと詮索しまうのである。
ここに掲載したパンフレットの写真に見るように,この展示会は,それぞれが一つの展示会の二部構成を成すというメッセージが強く示されているので,私が受けた上記の印象(つまり,作風の変化を示すための二部構成の展示会)は,ここにも影響を受けているのかもしれないのだが,こういう疑問を抱きながら会場巡りをすることになった。
(勿論,パンフレットにはこの辺りを解明してくれ記述は一切ない。だから素人は,楽しい苦しみを味わうことが出来るのである!)
最初に見た「レトロスペクティブ1965−2005」では,大まかな時代区分を設けてその時期ごとの作品を並べ,撮影場所や作品集などのタイトルを付して作風を抽象化するという作業が行われている。森山写真の変遷をいくらかでも感じたくて,私はその会場で行きつ戻りつを繰り返した。
「レトロスペクティブ1965−2005」の作品群から受ける衝撃は大きい。
・・・・眼前の路上風景,芝居小屋の楽屋,女性の足の裏,枯れた花などの現実は,被写体として森山のコンパクトカメラに掴み取られ,その場所から剥ぎ取られてもうその場には残っておらず,跡には,奈落のような暗い穴が開いているのではなかろうか。だから穴が暗い分だけ,切り取ってきた現実は力が強い。そんな印象を受けるのである。
森山は,目で見て体のどこかの器官で,或いは全身で,瞬時にそれを被写体に変えてしまうのだろう。ものごとに向けた凝視力の強さがなせる仕事だということか。ノーファインダーでコンパクトカメラに収めてしまうことも多いというが,これも,この瞬時に被写体を捉える力の強さの賜物であろう。
そういう印象を抱いて「ハワイ」の作品群に接すると,ここでは,写真を撮る姿勢になにやら変化があると見ていいのではないかという気持ちになった。2004年から足かけ3年間に撮影された作品を並べた「ハワイ」では,「レトロスペクティブ1965−2005」に見られるような圧倒的な被写体の抽象化あるいは感じたものの抽出の力は,さほど強くないと言えようか。
「ハワイ」では,被写体の原点というのかそういう根源的なもの,換言すればノスタルジーのようなものを素直にスッと切り取るという姿勢が感じられる。だから,まっすぐに共感できるものや,ここでは私もそういう風に撮るかだろうなと思ったりする作品に出会うのである。つまり,私の目線にまで作品を引き下げて鑑賞するという行為も可能な,そういった作品が多いと感じた。
逆にそれだけに,森山と鑑賞する人(私)の両者の被写体への思い・距離などの違いが明らかな場合は,‘海上の奥に浮かぶ島’(タイトルは,単に「ハワイ」だったと思う。)の写真のように,共感しない,分からない,不思議だ,どうしてこういう風に撮るんだろう,などという意味合いで興味を覚えるという,面倒な事態が生じてくることもある。
この新作群「ハワイ」は,最初の私の疑問のように,森山大道の写真の歴史の中で,ここに来て作風の転換があったということを示す展示会なのだろうか。或いは,まだ位置づけを確保していない作品ということなのだろうか。
森山本人は,パンフレットにこう述べている。
「・・・ぼくはもうずいぶん以前から,ハワイは一度撮っておきたいと考えつづけていた。ハワイはぼく にとって,日常の撮影のルーティンワークから側に沿って,ひそやかに流れるもう一本の水脈のよ うな感じとしてあった。」
この言葉は作風の変化とは直接結びつかない。だが‘もう一本の水脈’なら,‘変化’とまではいえないにしても,森山の表現の多様性のうち,初めて公開された部分というべきか。
この展示会に感じた疑問とは,以上のようなことである。無知蒙昧に重ねた独断と偏見をベースにモノをいうのは,ど素人の強み!
大変に楽しんだ「森山大道展」だった。
この展示会を機に識者たちの執筆による「森山大道論」(淡交社)が発行されている。この展示会の図録のような性格の本らしい。買って帰ろうとしたが,会場を出た後は,飲み会が待っている。大きな本の持ち歩きは避けたいので,バッグに入る文庫の「犬の記憶 終章」だけを購入(実は2冊目。一冊目は行方不明)。
昨日のWalking途中で,「森山大道論」の取り寄せを依頼してきた。
《パンフレットの表紙。文章は本人のもの。》

《上半分を拡大:写真は「ハワイ」の中の一枚》

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・今日の拾いもの
2008.05.18(Sun)
前に‘廃車’の写真を添えたブログ(4月5日)を掲載したが,その記事に登場する犬は,物置小屋のような建物の中に置かれた小屋で飼われている。でも今日の「拾いもの」は件の犬でも犬小屋でもなく,その物置小屋の歩道に面した板壁の,ご覧の様相である。
写真・上のように,塗られたペンキ(?)が経年変化して色褪せ,ポロポロと剥がれ落ち,写真・中で拡大した如き,見事な抽象画が出現した。
相対した二つの‘手掛け’らしきもの(写真・上)も見えるので,両開きの引き戸であったようだが,元々ここの引き戸だったのか,それとも別の場所の引き戸の使い回しか。
いやそうではなく,引き戸にしては,開けた時に必要な左右のスペースが見つからないようだから,やはり,他の場所から板壁の代用品として持ってこられたのだろうな。
少し離れてジックリ眺めると,「36」(写真・下)という数字が見えてきた。元の図柄は何だったのだろうか。
・・・・・・こんなことを考えながら,何枚も撮った写真から掲載するものを選択していると,オレはやはり暇人なんだなと,認めざるを得ない。
ん?! 「壁模様」のブログが二回続いた。
思考範囲が狭まって,興味の対象が限定的になってきた危ない現象か!
《外壁の中景》

《抽象画:作品名「衰退し始めた脳回路」。 左側の縦長長方形は‘手掛け’》

《36 或いは 036?》

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・あきれ返る朝日新聞
2008.05.13(Tue)
昨日(12日),‘自民・公明両党は後期高齢者医療制度の見直し案を6月中にまとめる方針を固めた’旨のニュースをテレビで見た。見ながら,数日前の朝日新聞に掲載された記事を思い出した。件の制度を強行採決・決定した元首相が登場する記事である。
それは,三段組・顔写真付きのインタビュー記事で,タイトルは『「音楽と政治」小泉元首相に聞く』。
かなり幅広で横書きの 『郵政改革 主題歌はドンキホーテ■嘘にも真実』,および 『 再登板「敵あまた,総理はつらいよ」』 という強烈に目立つ二つのキャプションがついており,政治面4面左上で,文句なく良い位置を獲得している記事である。
(もう日数が経っているから,asahi.comからもまもなく削除されるだろうが,リンクは張っておく。)
驚いたことに,この記事は元首相が日本経済新聞出版社から出すという著作の宣伝なのである。この朝日の姿勢に,唖然とするばかり。
質問や回答の内容のなさに問題を感じているのではない。現在の政治・経済・外交等の閉塞感に対する打つべき手の理念と具体策を持ち得ない福田内閣・政府与党であるが,昨今のテレビ・新聞は,ここからの脱却を期待させる要因になるかのような空気を漂わせながら,この元首相のアレコレを国民の前にチラツカセルという,劇場待望論ともいうべき軽薄さを見せているのだが,そのもっとも醜い例が,この朝日の記事ではなかろうか。唖然とするのは,そういって憚らぬ気配を感じる記事だからである。
風薫る五月である筈だが雨と薄ら寒い日々が多い近頃,こういう愚劣さが一層気分を滅入らせる。
今日は台風2号の影響で朝から冷たい雨で,Walkingもままならず,こんなブログをひねるためにパソコンに向かっている。
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《壁の模様》

《石垣と塀の模様》

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