スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

・何だ,この色! その2-2

2006年09月20日 00:18

 美術館に電話した。上記の感想・疑問を述べ,見解を乞うた。
 (前編「その2-1」は,ここです。

 学芸員氏の話を要約すると,次のようになる。

1)・当美術館の常設展は,規則*で定められた照度の一番明るい上限値に設定されている。
2)高価な光源使用によって,光源の色は排除できる。
3)ロスコ・ルームの明るさは,ロスコの友人の美術評論家の意向があり,それに賛同してあのように設定した。
4)「クレー展」は常設展示室より,照度を落している。
5)入場者に書いて貰うアンケートでは「暗い,色が見えにくい」の意見が多い。

 この1)は信じがたいが,4)も驚きである。本当にそうなんだろうか。照度は,作品借用先の意向に大きく影響を受けるそうである。この4)が,作品貸出元のドイツの3つの美術館や宮城県美術館などの意向であったかどうかという肝心のところを聞かなかったことに,いま気がついた。いつものドジであるが,また電話するのも憚られるので,疑問のまま放置しておく。5)がどの展示室に関する感想かは不明(これも聞き漏らし!)だが,このアンケート結果が私の疑義にに繋がっている気がしてならない。しかし私のように「本来とは違った色で見せられているのでは?」という疑問を発した人は,誰もいないそうである。学芸員氏は「色には,経年変化もありますから,そのままの色というのは・・・・・・・」とのことだったが,そんな方向違いのコメントを得るような質問をした積りはない。

 この話は,殆どモニターの色調調整と同じではないか。一定条件(照度の規制値,光源種類など)の範囲内で設定した,言い換えれば,相対的尺度を用いて達成した‘自己満足の展示環境’で,‘これがモネの,クレーの色です’ということが出来る世界が,ここにもあるのである。

 モニター調整には一定条件(照度の規制値,光源の方向・種類など)がない分,自己満足達成のための自由度や手段(色調調整だけではない)も多い。そういうパソコン用モニター調整ツールを駆使する(いじってみる?)ことが出来る優れ者の貴方や私だが,でも,Curatorと呼ばれることはないですね!
 ・・・・それは当たり前で,こういうBlogを我田引水とか強弁というんだよ,との声が聞こえてきた。

*照明方法などについて述べられているサイトを付記しておく。  
日本照明情報サービス:「美術館・博物館の照明」


*************************************************************

《秋空に飛行機雲 肥える》


〔参加ランキング〕
rankingにほんブログ村 シニア日記ブログへ


最近の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。