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・朝日新聞の軽薄な記事

2011年08月16日 09:51

 またも旧聞に属する話になった。お盆というのはそれなりに忙しく,原稿は14日夕方にはほぼ出来ていたのだが・・・・・

 朝日新新聞 14日 朝刊 (13版) の 「波紋風紋」 の手前勝手な論理には,納得がいかない。そのタイトル・筆者は 「企業統合 交渉相手への心配りうしなうな   編集委員 安井孝之」 とされ,記事は,日立製作所と三菱重工業の事業統合構想が行き詰まりとなった原因が日立側の三菱に対する心配りの欠如であるという趣旨で成り立っている。
 話は,私生活の清貧振りや石川島播磨工業を誕生させた土光敏夫氏の 〝立派さ〟 を引き合いに出しながら,日立の社長は企業戦略責任を負っている者として能力がないと決めつけ,個人貶めの記事に仕上げられている。

 この記事の前半は土光敏夫氏礼賛に費やされ,後半は日立の社長無能論である。少し長いが,その後半を引用する。

以下引用。
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 『土光さんが進めた企業統合に比べ、ずいぶんお粗末な展開となったのが日立製作所と三菱重工業の事業統合構想。両社は原子力事業などのエネルギーや社会インフラの分野で事業統合に向けて話し合ってはいたが、日本経済新聞が「経営統合へ向けて協議を始めることで基本合意」と報じたことで暗礁に乗り上げた。

 経営統合まで進めたい日立と、補完関係が期待できる一部の事業だけの部分統合にとどめたい三菱重工との間に認識ギャップがそもそもあったが、報道後の出来事が三菱重工を硬化させた面がある。

 日経報道を受け、自宅に押しかけた記者らに日立の中西宏明社長が 「夕方発表します」 と笑みを浮かべて話した。その様子がテレビやインターネット上で流された。

 合意前の重要情報を複数の記者に、しかもテレビカメラの前で話す経営トップの映像は、統合という相手企業のある重要な経営戦略の責任を負っている緊張感はあるのかと見る者に思わせた。

 三菱重工が日立との交渉を信頼を持って進める土台は崩れてしまった。統合報道で三菱重工のOBらが猛反発、現役経営者の「決断」にも影響したとみられている。

 経営者は時に孤独でつらい仕事である。土光さんは終生現場を歩き、現場で考える姿勢を貫き、夜は読書や資料読みにあてた。「すべての責任は私が負う」と決断の際には自らを追い込んでいた。

 グローバル競争を生き抜くための企業統合は重要な経営課題だが、そのためには自らを律し、他者を説得する力が経営者にないようでは困る。 』
********************************************
引用終わり。

 この件について,毎日新聞が一方の当事者である三菱重工の社長に行なったインタビュー (毎日jp) には,以下のような状況が綴られている。

「大宮社長は、両社が近く設置すると一部で報じられた統合準備委員会についても、「作る予定はない」 と述べ、経営統合の可能性を明確に否定した。
 一方で、社会インフラなど一部事業の統合については 「( 日立と )いろいろと話をしていたのは間違いない」 と検討に入っていたことを認め、日立とは当初から経営統合ではなく事業統合を目指していたことを強調した。」

 他方の当事者の日立の談話はメディアでも報じていないようだが,上記に引用した 毎日jp の記事の日立の状況に関する部分では, 〝三菱重工と日立は、新興国で需要が急増している電力や鉄道などの社会インフラ事業を強化するため、これらの事業統合に向けた検討を始めていた。〟 とされている。経営統合を目指した日立だが,三菱の意向を受けて事業統合の道を選択し,これが両社の基本合意となったのである。

 この安井という記者は,日経の誤った報道内容 ( 「経営統合へ向けて協議を始めることで基本合意」 ) が正しいものとの前提に立つという過ちを犯している。
 事実は,〝8月4日時点で,経営統合は合意に至らず,事業統合が協議対象になった〟ということである。この意味するところは,経営統合協議については否定し事業統合交渉は今後も継続することである。これが両社の合意事項である。ただし16日朝刊時点までは,このステップに入る時期についての情報公開なされていない。
 
 中西宏明社長が「夕方発表します」といったその中身は,〝経営統合ではなく事業統合が協議事項になったことが基本合意〟 ということと見るのが自然である。これのどこがオカシイのか,笑みを浮かべて話すとは何事かという発想がどうして生まれるのか,全く解せない。加えて 「統合報道で三菱のOBらの猛反発,・・・・・・・影響したとみられる。」 という意味不明な文章にも出くわす。全く状況理解力と表現能力に欠けた記者である。一番最後の文章などまるで罪悪人への説教ではないか。

 「困る」のは,こんな資質劣悪な記者の存在であり,かつ,そのような記者を編集委員という職に就かせて記事を書かせて,その記事の妥当性のチェックもやらない ( やっているなら,こんなお粗末極まりない記事にはならない ) 朝日新聞の姿勢である。
 しかも,8月4日・日経報道が 〝スクープかフライングか〟 と騒がれたこの件が,なぜ10日も経った14日に,〝オピニオン〟 などという場所に亡霊のごとく現れるのか。馬鹿げているとしか言いようがない。

 朝日新聞の軽薄さよ!
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