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・口先爽やか野田首相の演説

2011年09月14日 10:59

 昨日,野田首相が所信表明を行った。14日新聞朝刊の演説全文の斜め読みをし,テレビ・ニュースで演説の一場面ものぞいた。演説の印象は,弁舌軽く (これをメディアは,弁舌さわやか・語り上手という),内容も新味なし・具体性なし,である。国会の会議場もささぞかし退屈極まりない約30分間だったろうと推察する。声を張り上げて結びの言葉に入った辺りの野党のヤジは,大人げないとか品がないなどと悪評を得たが,私もヤジを飛ばしたい者の一人である。
 演説内容を具体的に評価する作業はここでは省略するが,この演説を契機とした私の 〝野田についての雑感〟 を以下に少々記す。

 野田首相の言動は,感情移入的な要素が多すぎるきらいがある。 或いは,比喩的な文言の多用で聞かせようとする如き発想が読み取れる。〝どじょう発言〟 がその最たるものである。首相就任前後からのこの種の発言のいくつかをネット上から拾う。
・「ノーサイドにしましょう、もう。私は民主党が大好きです」
・「サッカーで言うなら、ミッドフイルダーになってほしい。全体を見回し、戦略的にパスを回せる集団が必要だ」
・「アサガオが早朝にかれんな花を咲かすには何が必要か。夜の闇と冷たさの中で明かりと温かさを求めている人がいっぱいいる。今こそそんな政治を実現したい」
・「政権運営とは、雪の坂道で雪だるまを押し上げていくようなものだ。…中略・・・この雪だるまを前進させ、国民のための政治を実現するためには、同志一人ひとりに存分に力を発揮していただくことが不可欠だ。」

 9月3日の朝日新聞朝刊 「天声人語」 は,「泥臭さを売る作戦は功を奏しているようだ。世の中,長所で嫌われる人もいれば短所で好かれる人もいる。トップリーダーには弱点ともいえる 「地味さ」 を裏返して,プラスの資質に見せる才はなかなかだ。」 というが,私はこれを皮肉と読むことにした。そうすると最後の 「・・・・なかなかだ。」 は 「狡猾だ。」 となる。

 この天声人語の最後にもう一つひとつ面白い話がある。それは 『・・・・エコノミスト誌がかって,日本人の「失望する能力」の欠如について触れた。問題山済みの自民党政権が」続く不思議への皮肉だった。その後失望能力は養われて政権交代する。』 というもの。その政権交代後の民主党中心政権が,この体たらくである。

  NHKが 2011年9月12日 に報じた世論調査の結果のよれば,2日に発足した野田内閣を 「支持する」 と答えたのは 60%,「支持しない」 と答えたのは 18% だったとの由。圧倒的な支持率だ。 〝軽さ・さわやかさ〟 などという表面ずらの良さにたやすく魅かれてしまう日本人は,またもや 「失望する能力の欠如」 を復活させ,加えて 「評価する能力の欠如」 を露呈しているのだろうか。

  〔参考〕ネット上の「野田語録」の例: 「野田語録」  「長州より発信」  「スポーツ報知」など

≪朝日新聞9月11日朝刊3面:「新任大臣 相次ぐ不適切発言」より。
これが野田首相のいう〝適材適所人事〟。≫



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