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・「東電隠し的」メディアへの批判は海外にあり

2011年10月15日 16:16

 昨日のブログ 『やっと出てきた 「電力支配」 の話』 に書いた朝日新聞の企画記事 「電力支配」 が今朝刊で最終(下)となった。この記事は,地域独占体制の電力会社の既得権が支配するこの世界への新規事業者の参入が困難なことを指摘するが,そうした状況は我々国民は承知済みであり,朝日はそういう状況に向けた批判と前向きの意見を示すことが出来ないまま,この「電力支配」の掲載を終えた。
 私が期待した「東電隠し的」な風潮(言い換えれば,朝日の言う「電力支配」)に対する批判の目は,全く示されないままに終わった。

 一方今朝の朝日には,  「新聞週間特集」  として  「前例なき災害 伝える  震災と原発 その時朝日新聞は」  と題する特集記事が掲載された。 一ページの三分の二程の大きなスペースを使ったページが  8 ページにもわたる特大記事であるから拾い読みしかしていないが,事故原因者・東電についての朝日の記事の底流に,私がしつこく気にする事故発生当初からの   「東電隠し的」  気配が見え隠れするのだ。
 だがその中で,この気配を打ち消すかのごとき朝日の姿勢がちらりと見える箇所があるのが,あえて救いと言えば言える。それは,この特集最後から2番目のテーマ  『 「わが国にでも起きるのか」  海外も見つめた』 の中の  「東電に批判集中 フランス」  および  「恐怖感を前面に ドイツ」  に書かれた次の文である。

「東電に批判集中 フランス」から以下引用。
 ・日本メディアの報道ぶりについては、放射能汚染の不安をあおる情報を抑制しているとする見方がある一方で、
  大広告 主の東電に遠慮して責任追及が甘いとの指摘もあった。
  震災半年に合わせ、経済紙レゼコーは9月12日付で「フクシマの教訓」と題する社説を掲載。
  原子力安全当局と 電力会社、政治家が責任の重さを認識すべきだと主張し、
  「原発の安全神話は存在しない」として各国に安全性を  高める不断の努力を求めた。

「恐怖感を前面に ドイツ」から以下引用。
 ・「日本のメディアはわずかしか権力者をチェックしていない」 と報じた新聞もある。

 ・ドイツの記者は 「なぜ地震国にこんなに原発が。危機管理が甘い。日本メディアが事実の報道に偏り、
    責任追及 をしないのが不思議だった」 と指摘。

 海外メディアの目は確かである。メディアの持つ建設的批判力を見せている。物心ついた時から読んでいる新聞が朝日だけで他の新聞との比較ができないのはまずいが,昨日と今日のブログはそう的外れではない朝日の記事への感想だと思っている。朝日は日本を代表するメディアの一つとしての責務を果たして欲しい。

 ところで,この大特集をWEBで見ようとすると,朝日新聞ASAHI DIGITAL へのリンクしかない。閲覧には会員登録手続きが必要だが, asahi com  のように〝記事掲載なし〟ということは少ないようだから,使い勝手はいい。
 この 「10月15日 朝日新聞 ASAHI  DIGITAL」 はセンスが疑われる見難いページの作りだが,以下が,この特集記事の目次である。

 「3.11朝日新聞は 1」
 「3.11朝日新聞は 2」
 「3.11朝日新聞は 3」
 「記者自身も被災者だった 被災地の3総局長が語る」
 「我が国でも起きうるのか 海外も見つめた」
 「 米メディア、米政府ルートで特報も」

=雲多き秋の南西の空。16時~17時頃:写真・中の右端は街灯の先端=







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