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・ゴールドベルク変奏曲:小林道夫で今年の閉め 

2011年12月26日 16:55

 25日,小林道夫がチェンバロで弾く弾くバッハ・ゴールドベルク変奏曲を聴いた。場所は東京文化会館小ホール。前売り入場券を買った時点 (9月20日頃) から,この曲のことをいくらかは勉強しておこうと思っていたが,やったことは,ピアノのグレン・グールド2枚 (1955年録音,1981年録音) を各一回と,武久源造のチェンバロを一回聞いただけ。そのほかの演奏家の演奏を聴いて弾き方の特徴や曲想の違い,曲の構造的特徴,バッハの作品の中でのこの曲の位置づけ等もいくらかでも理解しておきたかったのだが,いつものように気持ちだけ。結局無策のまま,この演奏会に臨んだ。

 音響効果が素晴らしいといわれるこのホールだが,チェンバロを聴きなれていない耳には,アリアの出だしからしばらく間は,音のボリューム感の物足りなさを感じた。その分だけ音を聞き取ろうとする意識は強かったようで,すぐにこの楽器に特有の音に馴染んできた。

 バッハのチェンバロ曲は,音のパラパラ感 (ノン・レガート) が私の好みであるか,アゴーギクが納得できるものかどうか,加えて和音の分解が心地よいか,この3点を気にしながら聞くことになるが,これらの点が十分納得できる申し分のない演奏会だった。

ただそうして欲しくなかったのが, 〝反復 (繰り返し)〟 を全て (と思う) 繰り返したこと。お蔭で,曲のテンポは好ましいのだが,演奏時間は,80分強になった。楽譜では全てのアリアと変奏に反復 (繰り返し) が指定されているとのことだが,反復 (繰り返し) は,演奏家独自の考え方によって多かれ少なかれ省略されている。私の手もとにあるグレングールドの1955年録音は,反復が全部省略されていようで,演奏時間は38分程度強。反復をいくつも聞き分けることが出来ることが出来る1981年版は,演奏時間は51分強である。また武久源造のチェンバロ版は77分である。

 最近のブログで何度も泣きを入れている風邪が直りきれない状態の私は,同じ曲想の繰り返し多いほど,つまり同じ曲想の演奏時間が時間が長くなるほど,緊張感を持続させるのは難しい。案の定,演奏も終盤近くになるとボーッと眠気も感じり始末だった。

≪当日のプログラムの表紙≫


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