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・ミュンヘン・フイルを聴く

2013年04月14日 10:01

 13日、来日中のミュンヘン・フィルハーモニーを聴いた。場所は、サントリー・ホール。
 昨年11月に地元に近い佐倉市で公演したウイーン弦楽四重奏団を聴いて以来の音楽会で、ここ何年か音楽会にはすっかりご無沙汰をしている私にしては、相当に短い間隔でのコンサートである。サントリーホールはもう何年前だか、全く頭に浮かんでこないほど久し振りのホールである。
 英断を奮って、A席を買った。二人分で44,000円。当面の間、小遣い銭は引き締めになる。

 このコンサートに惹かれたのは、今では世界最高の指揮者の一人として称賛を浴びているロリン・マゼールが、ベルリン・フィルと並んでドイツ最高のオーケストラといわれるミュンヘン・フィルを振って、ベートーヴェンを演奏するという点。曲目は以下の通り。
 ・コリオラン序曲
 ・Sym.4番
 ・Sym.7番

 最初の「コリオラン序曲」の出だしから、度肝を抜かれたというべきか。ロリン・マゼールは、あたかもミュンヘン・フィルに吠えさせるかのごとき大音響を出させたのである。百名弱という大編成のオーケストラが咆哮し、ロリン・マゼールは相当のメリハリを指示し、そのダイナック度合は相当のもの! この曲はそれでもいいのかもしれないが、次の「Sym.4番」も同じ調子で指揮されたから、私のイメージしていた4番とは違ったものとなって、かなり違和感を覚えながら聞き進んだ。

 最後の「Sym.7番」は、奇数番号の交響曲(特に3,5,7,9番)に見られるば豪放雄大とも形容される曲想であるから、こういうメリハリのついた指揮でいいのだろうが、こちらは意外なことに、かなり素直なスーッとなめらかに進んでいく演奏で、もう少し曲想に沿ったダイナミズムを利かせてほしいという感じの指揮ぶりだった。

 帰宅して、手持ちの「Sym.7番」のCD2枚を探し出し、終楽章だけを聴いてみた。ロリン・マゼールの印象が結構強く残っているうちに、他の指揮者の演奏と比較したかったのだ。
 一枚は、オットー・クレンペラー指揮アムステルダム・コンセルトヘボー、二枚目はクラウデイオ・アバト指揮ロンドン・シンフオニー。両者とも、私が欲しかったダイナミズムが聴き取れた演奏である。

 ところで、蛇足を一つ。
 ハリコの写真で見るように、“ロリン・マゼール”は “Lorin Maazel” のカタカナ表示されたものだが、私は、この名前を知った40年ほど前から、“ローリン・マーツエル”と表示されていたという記憶が今まで続いていた。「モーツァルト」と書いたり「モーツアルト」と書いたりするのと同じだから、こんなことどうでもいいのか!

≪プログラム表紙。日本国内各所で6回の演奏会が予定されているが、
このプログラムが大量に売れることだろう。1500円なり。≫


≪ロリン・マゼール:当年82歳。上記プログラム掲載の写真を引用。≫


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