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・ボスの「快楽の園」

2014年09月11日 09:51

 芸術新潮の9月号を購入した。 本号のお目当ては、「ヒエロニムス・ボス」。 この表紙の絵は 「快楽の園」 と題されたボスの最高傑作と評されているもの。 私が本号を買った一番の理由は、〝最高傑作〟だからということではなく、ほぼ40年前に、マドリードのプラド美術館でこの絵と対面したことがあるという点。 ・・・・・・・・・・懐かしい絵である。 

 この  「快楽の園」 は、中央・右・左という三面のパネルで構成されており、三連式祭壇画と呼ばれるとのことで、私には珍しい絵であった。 描かれている絵は、寓意に満ちたもので、こういう寓意を理解しなければ、絵自体の面白さは理解できないのだろうが、そういう素地に欠けた私でも、見入ってしまう力がある絵だっだ。
 
 表紙に使われている絵は、三連式祭壇画の中央画面の右下部分で、三連の面の真ん中のある中央パネルに書かれている。そして、その絵は、中央パネルの 10分の一程度という一部分なのだが、それでも、ボスの狙った奇妙な寓意の世界の雰囲気は伝わってくる。
 
 こういう部分を強調したかのような編集姿勢は、私の納得できないやり方だが、幸いなことに、この芸術新潮には、三連式祭壇画の全体が掲載されており、これで全体の雰囲気をつかむことが出来る。
 
 〝実物と対面したあの時の感動を思い出させて呉れたこの雑誌は、いい買い物だった。〟等と思いながら、この表紙を今日のブログ・ネタにしている。



蛇足ながら、付記。
 ボスを特集した季刊 「みずえ」 という雑誌を持っていることを思い出して、今本棚から引っ張り出してきた。1983年出版というから、30年以上前に手に入れたものである。この中にも、 「快楽の園」 は掲載されている。 また眺め直す必要がある材料が増えたようだ。
 
 更に蛇足:午後15時、読み直して見たら、まだオカシナ表現があった。 2か所程、訂正!


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