スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

・EOS DIGITAL は多重露出が出来ない!

2007年05月29日 02:58

 キヤノンのカメラに関する考え方・技術・性能には,独り善がりと言いたくなるものが,いくつかある。2,3件,話題提供しようかと考えているが,この件もその一つ。

 キヤノンのデジ一眼レフには,多重露出の機能はない。キヤノン(キヤノンお客様相談センター)の説明するその理由は,『デジカメはパソコン使用が前提であるから,多重露出と同じ効果を持つ‘画面の積み重ね’はパソコン上でやるべきである』とのこと。

 これはキヤノンの勘違いである。その根拠は次のようなこと。
1)全てのデジ一眼使用者がパソコン使用者とは限らないこと。
2)パソコン使用者多数であるのは間違いないが,それ(多重露出と同じ効果を持つ‘画面の積み重ね)には相応の技術が要求され,キヤノンお得意の「ピクチャースタイル」の如き万人向けお仕着せ技術ではないこと。かつ多重露出は,一部のユーザーだけが欲する性能ではなく,相当に広い層のニーズを持っていること。
3)‘撮ったその場で確認できます’の液晶モニターの機能を活用していないこと。

 こういう点を考えてみると,キヤノンの上記説明の牽強付会というか想像力欠如というか,その発想の情けなさに,以下のように嘆息せざるを得ないのである。
1)について。‘パソコンがなくともキレイナ印刷’というプリンタを売っている。これと多重露出不可能の説明は,キヤノン自体の論理矛盾。そこまで言わないまでも,都合のいい論理使い分け。

2)二つのソフト(Digital Photo Professional,ZoomBrowser EX)を用意しておきながら,この両方とも,画面積み重ね(多重露出効果)の機能はついていない。そのために高価なソフトの購入が必要になる。キヤノンのソフトの貧弱さの露呈と,多重露出に関連するコンセプトの不連続(ソフトでやるものですよ!といいながら,自前のソフトでは知らん顔)。

3)上記2)に垣間見える‘多重露出は一般的な技術ではないので,必要があるユーザは自助努力で対応すべき’というキヤノンのメーカ第一主義思想。

4)デジカメの液晶モニタは,銀塩カメラでは考えも及ばなかった多重露出効果確認手段だが,どうしてキヤノンの開発陣営は,これを活用せず,パソコン処理にまで持っていく発想しか出てこないだろう。多重露出の考え方を,たとえばカスタム・ファンクションで設定するなどの考慮をすべきである。上記?と合わせて,キヤノン開発陣営の想像力・創造力の欠如。

 多重露出を私は多用しているわけではない。むしろ銀塩カメラ時代から殆んど経験がない撮影方法である。しかし,EOS DIGITAL多重露出不可のために,デジタル一眼に乗り換えるのを控えている人もいるのだが,トップメーカのキヤノンは,こういう人たちを切り捨てるに何の躊躇もないのであろう。


《パソコンで2枚を重ねた‘多重露出’:‘畔田の畦に並んだ松明の灯り光景’の重ね合わせ》
 


〔参加ランキング〕
rankingにほんブログ村 シニア日記ブログへ


最近の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。